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英会話の練習はネイティブとやるのが一番? [英語教育]

最近カフェに行くと、ネイティブと英会話の練習をしている日本人の方をよく見かけます。


英会話の勉強と一口にいっても、近年は従来のように英会話学校に通うだけでなく、


スカイプ等を使ったオンライン英会話や、カフェでのプライベートレッスンも


一般的になってきているようです。


たしかに結構な額の授業料を一括で納める英会話学校に対してオンライン英会話や


カフェでのプライベートレッスンは割安なものも多く魅力的です。


しかし、英会話上達の1番の方法は果たして


「ネイティブとの会話経験を多く積むこと」なのでしょうか?


この問いに対する答えは「中級者以上に関してはYes、中級未満に関してはNo」です。







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まず「中級者以上」と「中級未満」がどの層の学習者を指すか確認しましょう。


ここで言う「中級者」とは高校までの必要最低限の英文法を身に付け、


日常会話レベルの話題においては曲がりなりにも何でも喋ることのできる学習者を指します。


それに対して、「中級未満」とは英文法の習得が不完全で、日常会話レベルの話題ならば


途切れ途切れ何とか話すことができる学習者を指します。


レベルが中級未満までの学習者の場合、まず優先すべきは「瞬間英訳力の完成」です。


つまり、自分が言いたいことをシンプルな表現で瞬時に英語にできる力です。


こうした話す力としての英文法能力がなければ、ネイティブと会話経験を重ねても


なかなか思うように伸びません。


ネイティブとの会話は言ってみれば練習試合のようなもの。


野球の初心者が何も知らずにいきなり試合に出てもヒットは打てないし、


守備もこなすことはできません。


したがって中級未満の段階でまずやるべきは、試合のための練習です。


中学校までの英文法が理解できているならば、効果的なトレーニングは


中学校の文法問題集の口頭英作文トレーニングです。


4択問題や並び替え問題を解くのではなく、その日本語訳から瞬時に英訳を行います。


中学校レベルをクリアしたら高校レベルへ進みましょう。


中学校レベルと同様に瞬時に英訳できるようになれば中級レベルはクリアです。


中級以上の学習者の場合、壁となるのが「中身のあることを英語で話す力」です。


例えば、日本の文化や政治などのトピックになるといくら瞬間英訳力を身に付けていても


そもそも話すネタがなければかなり厳しいです。また、相手が知らないことを分かりやすく


英語で表現するのもなかなか難しいものです。


こうした力を身に付ける恰好の相手が日本に住んでいる英語のネイティブスピーカーです。


何か英語で話したいなというネタを用意して、それについて英語で書いたり話したりしてみる。


それをネイティブの英会話の先生や友だちに使ってみる。


中級以上になってくると英語を実際に使う場数が物を言います。


日本で生活することは英語学習という面では不利な環境であるかもしれませんが、


工夫次第でいくらでも自分の英語を磨くことはできると思います。


今の自分の現状に合った方法で力をつけていきたいですね(^^)/ 


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